青空文庫を400字程度に要約
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クツニサ クトンクトンある日に水源の方へ遊びに出かけたら,水源に小男が胡桃(くるみ)の木の簗(やな)をたてるため杭を打つのに腰を曲げ曲げしている.
見ると,胡桃の簗なものだから,胡桃の水,濁った水が流れて来て鮭どもが上って来ると胡桃の水が嫌なので泣きながら帰ってゆく. 私は小男の持っている杭を打つ槌を引ったくり小男の腰の央を私がたたく音がポンと響いた. 小男の腰の央を折ってしまって殺してしまい地獄へ踏み落してやった. 胡桃の杭を揺り動かして見ると六つの地獄の彼方まで届いている様だ. 腰の力,からだ中の力を出して,その杭を根本から折ってしまい,地獄へ踏み落してしまった. 水源から風,清い水が流れて来て,泣きながら帰って行った. 鮭どもは清い風,清い水に気を恢復して,大さわぎ大笑いしてパチャパチャと上って来た. PR |
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