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青空文庫を400字程度に要約
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生活のはまで、愛の行き渡り方、心のとけ合い方が違うのだ。
になげかん心はきみによりに万葉にある歌だがいい歌だと思う。

が、この際夫としては妻を共稼ぎさせないようにするのが夫婦愛であり意気地である。共稼ぎもあえて辞しないという心組みでいてほしいものだ。文筆夫人に、女学校へも行かなかった人だが、事情あって娘のとき郷里を脱け出て上京し、職業婦人になって、ある新聞記者と結婚し、子どもを育て、夫を助けて、かなり高い社会的地位まで上らせ、自分も独学して、有名な文筆夫人になっている人がある。

事にふれてめをと心ぞたのもしきあだなる思ひはみなほろぶもの
というのがある。

子をなさぬめぐし子と守りてぞ行かな敷島の道
 これは子どものない歌人の詠だ。
 ブース夫婦、ガンジー夫婦、リープクネヒト夫婦、孫逸仙と宋慶齢女史、乃木大将夫婦これらは、子どもの有無はともかく同じ公なる道、事業に心をあわせ、力を一つにして、夫婦愛が固くなったものだ。

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