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青空文庫を400字程度に要約
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日に退屈なので浜辺へ出て,遊んでいたら一人の小男が来ていたから,川下へ下ると私も川下へ下り,川上へ来ると私も川上へ行き道をさえぎった.

時小男は「誰がこの岬の昔の名と
今の名を知らないものか!
昔は,尊いえらい神様や人間が居ったから
この岬を神の岬と
言ったものだが,今は時代が衰えたから
御幣の岬とよんでいるのさ!」云うと,小男の云うことには,「誰がこの川の前の名
今の名を知らないものか!
昔,えらかった時代にはこの川を
流れの早い川と云っていたのだが
今は世が衰えているので流れの遅い川と
云っているのさ.」云うと小男の云うことには,しまった.
海へ出で,彼方(かなた)の海波,此方(こなた)の海波に打ちつけられる様を神様たちが手作りの物がその様に役にもたたず迷い流れて海水と共に腐ってしまうのは勿体(もったい)ないその炉縁は魚にされて,だ.
云うと,小男は顔色を変え変え聞いていたが
「ピイトントン,ピイトントン!
お前は,小さい,狼の子なの
さ.」

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